特定非営利活動法人 じゃっど
じゃっどとは、ラオスで学校保健に関わる援助を行っているNPO法人です。子供達が健康に育ち、教育を受けられるようにお手伝いしようという目的で生まれた会です。
We're NPO JADDO supporting the improvement of health environment in Laos.
新年のご挨拶
新年を迎え、皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。
新型コロナによる地球規模の危機は、じゃっどの活動にも大きな影響を与えました。年に1回以上行っていたラオス訪間も2019年12月を最後に行っておりません。でもDr.Kongsap、Dr.Manipan,、Nounouさんが、コロナ感染の波を避けながら学校訪間し活動を継続しました。特に“じゃっど”では、これまで、手洗いを学校保健の一番に持ってきておりました。このことがコロナ感染対策にとても役立ちました。“じゃっど”の活動を通して、学校でだけでなく家庭においても教師たちや村長さん始め地域の重鎮たちに、手洗いの大切さが浸透していたのですから。そして、じゃっど支援校には、既に、水による手洗い設備は整っていました。学校における衛生教育の重要性をラオス政府も見直してくれたことでしょう。
ラオスの状況をお伝えしましょう。新型コロナ感染症 COVID-19(coronavirus disease 2019:2019年に発生した新型コロナウイルス感染症の略称ラオスではコピッドと呼んでいます。)が広まり始めた2020年3月30日からあらゆる学校の休校や工場の閉鎖や外出禁止措置を含む非常に強いロックダウンを導入し、5月3日まで実施。国中が厳しい管理下にありました。当時、フランスに滞在していたDr.コンサップは数か月もラオス帰国が延期され、やっとかなった帰国後には2週間も待機で自宅へ帰宅できず、疲れ果てたとメールが届いたことを思い出します。日本よりも数か月早くワクチン接種が始まりました。2022年5月9日から入出国措置および国内措置は緩和されすべての国際国境は開放されました。そして12月23日からは、規定回数のワクチン接種証明書の提出又は出発前48時間以内の抗原検査(ATK) 証明書の提出も廃止されました。以前のように15日以内の滞在なら日本人はVISA無しで訪問可能です。
既に、日本の国際保健の知人達がラオス訪間を行っております。今年こそは、じゃっどツアーを再開できると希望を持っています。皆様ぜひ、ラオスの学校を訪問し開通したばかりの新幹線に乗りましょう。
理事長 帖佐 理子
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